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ご挨拶
第39回SAM学会学術大会
大会長 片山 茂
信州大学農学部
第39 回老化促進モデルマウス(SAM)学会学術大会を2024年9月7日(土)、9月8日(日)の両日に、信州大学松本キャンパス(長野県松本市旭)にて開催いたします。この学術大会は年に一度開催され、SAMの開発に携われた先生方やそれを使用する研究者が一堂に集まり、自由な情報交換を行う場となっています。医学、薬学、理学、農学など様々な分野の大学関係者だけでなく、企業からの参加や発表も行われています。
一般演題の発表は、各々の研究の発展に資することを目的としており、実験の技術的な問題点や疑問点について議論する場としても活用されています。研究の中間報告でも構いませんので、積極的な発表をお願いいたします。また、既に他の学会で発表された研究成果についても、学会員間での情報共有を促進するためにも、是非発表していただければ幸いです。
今回の学術大会では、1日目には脂質代謝制御や認知予防ペプチドに関する最新の研究成果についての講演が行われ、2日目には生理活性因子の情報制御システムによる恒常性維持機構や食品因子と運動の併用による機能発現に関する研究成果についての講演が行われます。本企画が皆様の研究を進める上での情報提供の場となることを願っています。
なお、この度は長野県松本市での開催となります。会場である信州大学松本キャンパスは、松本市の中心部に位置し、自然豊かな環境に恵まれています。また、松本駅とキャンパスの間には、日本最古の現存する五重六階の天守として知られる国宝の松本城があります。この機会に、松本での観光をお楽しみいただければ幸いです。
残暑厳しい中の開催となりますが、本大会が会員の皆様の有益な情報交換の場となるよう努めて参ります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。